北上するマンゴー産地 南国フルーツ人気が背景
マンゴーは、チェリモヤやマンゴスチンとともに世界三大美果の一つです。濃厚な甘さやまったりとした食感、トロピカルな芳香が特徴です。また、高い栄養価が人気の理由の一つです。
マンゴーの果肉の濃いオレンジは、βカロテンの色です。βカロテンは、細胞の老化 を抑制する、抗酸化作用があるので、肌を美しく保つことができます。造血作用のある葉酸も多く含まれています。葉酸は、貧血予防の効果があります。また、食物繊維も多く、腸の働きを整え便秘改善にも最適です。
マンゴー栽培は、沖縄・宮崎・鹿児島の三県が主力産地でしたが、最近では和歌山・静岡・滋賀などでも生産されています。背景にあるのは南国フルーツ人気を受けた販売価格の上昇です。外国産マンゴーと比較して糖度の高い完熟した国産マンゴーの味は格別です。もちろん蒸熱処理はしていませんので安心してお召し上がりいただけます。
新規就農や担い手農家の所得源
地球温暖化が開くビジネスチャンスとして、低迷する稲作農家の複合経営として、イチゴ農家やミカン農家の裏作として、マンゴー栽培の収益性が注目されています。近年は、燃料費をかけても利益が見込めるようになってきました。また、太陽光や温泉熱を利用したマンゴー栽培も今後の可能性として期待されています。
弊社は、手頃なお値段で、身近に地産地消のマンゴーをご賞味いただきたく、CO2にも配慮した完熟の糖度の高いマンゴー栽培の技術指導、販路、買付までをお手伝いさせて頂いています。
我々日本人の求める果物のニーズは、糖度を最優先に考えて作らなければなりません。甘くなければ消費者は買いません。
弊社は、収益の上がる農業、楽しい農業をされる生産者を応援しています。 現在、びわマンゴーは、贈答用、家庭用はもちろんのこと、ロールケーキやマンゴープリンなど滋賀の有名なケーキ屋さんやカフェレストランにて地産地消の差別化商品としてご好評いただいています。